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フレグランス『ノート』について

TAKE NOTES : UNDERSTANDING FRAGRANCE


香りの持続性についてお話していきましょう!

あなたは香水やキャンドルなどフレグランスブランドのサイトで『トップ/ミドル/ベース』という言葉を見かけた事はありませんか?また、香りのノートと共に書かれたその用語が何を意味するか気になったことはありませんか?

今回は、実際にあなたが香りを選ぶ際に役立つように、トップ、ミドル、ベースという香りの持続性を表すフレグランス用語について紐解いていきましょう。


トップノート、ミドルノート、ベースノートは、香りの持続性または持続時間を表し、これらは芳香分子の大きさと揮発性によって異なります。簡単に言うと、その香料がどれほどの時間で香りが消えてしまうのかが分かります。それぞれのノートの持続性を説明していきますが、あくまで香りには個人差があるということを念頭に置いてください。例えばラベンダーのように日によってトップやミドルとされる曖昧な種類の香りもいくつか存在しますが、そのような場合でなくても、人は香りを嗅ぐ時に個々人の生化学プロセスを経るため、香りの持続性はかなり主観的なものになります。ある人にとって持続性があり長く残る香りであったとしても、また違う誰かにとっては一瞬の内に消えてしまう香りかもしれません。


トップノート

トップノートはフレグランス分子の中で最も揮発性が高く、軽いため、すぐに香りが消えてしまうという特徴があります。あなたが香水やキャンドルを嗅ぐ時に一番最初に感じるフレグランスノートになります。トップノートにはシトラスやアロマティック、フルーツやフローラル系統の香りが多く、トップノートとされるシトラスの香りを例に出すと、レモンやグレープフルーツ、オレンジの柑橘系や、松やスプルース(マツ科のトウヒ属)、シーソルト、ユーカリなどが挙げられます。松やスプルースは伝統的なベースノートのカテゴリーであるウッディ系ではなく、"アロマティック"と呼ばれる清涼感のあるハーバル系の香りであるので、トップノートに分類されます。これらはキャンドルに火を付けていない状態で香りを嗅いだ時に一番最初に感じる香りです。


ミドルノート

ミドルノートは"ハートノート""ミドルノート"とも呼ばれ、香りの本体にあたります。一般的にトップノートが消え始めた時に感じ、キャンドルやインセンスの場合は火を灯すと現れる香りです。ミドルノートしてはラベンダー、フローラル、スパイス系統の香りが多く、例に出すと、ジャスミン、ローズ、ラベンダー、グリーンフルーツ、ブラックペッパー、バイオレットリーフ、クローブ、カルダモン、カモミール、シナモンなどが挙げられます。


ベースノート

香水の"ドライダウン"から由来したベースノートは"ドライノート"とも呼ばれ、キャンドルなどの燃焼後も最も長く香りが残ります。また、香水ではミドルノートと混ざり合う事で肌に残り、香りが長く続くという特徴があります。その揮発性の低さはベースノートのフレグランス分子が大きく、重たさがある事が理由として挙げられ、また香りには力強いウッディ系や樹脂のようなノートが多い傾向にあります。P.F.の製品が火を灯した時に刺激がなく、軽くて優しい香りの広がりをするのは、空気中に香りが残りやすいウッディで温かみのある樹脂のようなベースノートを人気の香り(04 TEAKWOOD&TOBACCO, 11 AMBE&MOSS, 32 SANDALWOOD ROSE)を含め多く使用しているからです。私たちはベースノートを重要視しているので、P.F.ファンの方はミドルやトップノートの香りを多く使用したキャンドルを使った場合は、香りの広がりをあまり感じられないかもしれません。ベースノートで使用される香りを例に出すと、サンダルウッドやシダー、レザーにレジン、パチュリやベチバー、ムスク、ジンジャー、ミルラ、オークモス、アンバー、ウードなどが代表的です。


香りの世界では、フレグランスキャンドルであっても、一種類のノートでしか構成されていない香りはありません。29 PINONのようにどれほどシンプルな香りであったとしても、トップ、ミドル、ベースのそれぞれのノートが複雑に絡み合い、バランスの取れた絶妙な香りを形作っています。このように2つ以上のノートが上手く組み合わさる事で生まれる香りのハーモニーを『アコード』と呼び、単調で当たり障りない香りではなく、複雑で深みのある香りを生み出します。



フレグランスのお買い物

さて、ここまでトップ、ミドル、ベースについて説明してきましたが、これらの知識を活用してどのように香りを選ぶのが最適でしょうか?私は、その場の雰囲気や空間との相性を見て香りを選ぶようにしています。と言うのも、香りと感情は非常に密接な関係で、プルースト効果のように特定の香りがその人が持つ記憶や思い出を呼び起こしたりする事もあります。そのために、その場にいる人が心地の良い、空間の仕上げとなるような香りを選ぶことをポイントにしています。


例えば、トップノートを主体としたフレグランスは明るく、刺激的なエネルギーを与えてくれるので、仕事場や家での一日にオススメです。また空気中に香りが残らないので、お客さんを招く時にも、あなたが掃除をしている間に空気をリフレッシュさせてくれるでしょう。P.F.の香りでトップノートがよく香るのは、10 GRAPE FRUIT,21 GOLDEN COAST, SWLL の香りです。


ミドルノートは、目一杯に力強い印象を与えてくれます。多くの場合フローラルやハーブ、スパイス系統の快活な香りで、私は旅行や仕事帰りのような、空間だけでなく自分自身にもエネルギーを与えたい時についつい手が伸びてしまいます。これらの香りは柔らかさを与え、空間に良い調和をもたらしてくれるでしょう。P.F.の香りでミドルノートがよく香るのは、28 BLACK FIG, 35 OJAI LAVENDER, LOS ANGELES, DUSK の香りです。


そして、あなたが安心感のある落ち着いた空間を作りたい場合は、サンダルウッドやシダー、トンカビーンなどのベースノートが濃い香りを探してください。これらの香りは心地良さと贅沢な雰囲気を与えてくれます。このような重たい香りは空間に色濃く残り、まるで香りの仕上げまで隙のないデザイナーズホテルに訪れたかのような、特別で高級な印象を与えてくれます。あなたのお家も贅沢で奥行きのある空間に仕上げたい時はフランキンセンスのような樹脂の香りやウードのような豊かな森の香りを探して下さいね。P.F.の香りでベースノートに重きを置いてる香りは、04 TEAKWOOD&TOBACCO, 11 AMBER&MOSS, 29 PINON, 32 SANDALWOOD ROSE, GOLDEN HOUR, MOONRISE の香りです。


あなたにぴったりの香りが見つかりますように!


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