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特集企画
MY LOCAL POP UP
ローカルを愛するあの店に出かけよう!
日々の暮らしに発見と楽しみを届けてくれるローカルショップ。
街に明かりを灯し続けるようなそんなショップに、
私たちP.F.Candle Co.も日頃から共感と親しみを覚えます。
本企画ではそんなショップオーナーやバイヤーへの取材を通し、
お店のこだわりや、ローカルに対する想いなどを紹介します。
ショップでは期間限定ポップアップ・イベントも開催予定です。
ぜひインタビューを読んでから、お店に足を運んでみてください!

VOL.04
2025 SPRING
KYOTO KARASUMA OIKE
TRAVELER'S FACTORY KYOTO (京都・烏丸御池)
旅するように、日々を紡ぐ場所

TRAVELER'S FACTORY KYOTO
トラベラーズ・ファクトリー 京都
「旅するように毎日を過ごす」をコンセプトにした、トラベラーズカンパニーの直営店「トラベラーズファクトリー」は旗艦店を2011年、東京・中目黒に初出店。使い込むほどに味わいが増す「トラベラーズノート」を中心に、文具や雑貨、旅の記録を豊かにしてくれるアイテムを豊富に取り揃え、世界各国からファンが集う場所となる。2014年の成田空港「エアポート店」、2017年の東京駅「ステーション店」に続き、2020年に京都・新風館にオープンした「京都店」では、京都店限定アイテムや、スタンプなどが人気。旅の目的地として訪れる人を魅了しながら、トラベラーズノートの魅力を日々発信し続ける拠点となる。
「ただ物を売るだけじゃない」- ストーリーを届ける存在
古の都・京都の中心、烏丸御池の交差点に佇む「新風館」(*1)は、そのレトロモダンな姿で悠然と街ゆく人々を見つめている。館内にはアメリカ・シアトル発の人気ホテル「エースホテル」(*2)がアジア初進出を果たし、まさに世界中から旅人が集うスポットとなっている。旅の愛好家のために生まれた「トラベラーズノート」の直営店である「トラベラーズファクトリー京都」は、和と洋が調和する京都の街並みに溶け込むように、そんな新風館の1階にショップを構えている。
木と革の香りが優しく漂う店内には、使い込むほどに味わいを増す「トラベラーズノート」、そして旅の時間をより豊かにするアイテムの数々が並ぶ。ここは単なるステーショナリーショップではなく、「旅をするように毎日を過ごす」ことを提案する空間だ。オープンから約4年が経ち、京都店はすでに国内外から多くのファンが訪れる「特別な場所」として根付いている。そんな京都店をオープン以来支えているのが、店長の水口さん。彼女が語るトラベラーズノートの魅力、お客様との心温まるエピソード、そして京都店だからこそ生まれる特別な瞬間について、今回お話をうかがった。
− 水口さんはもともと東京の店舗に入社されたとか。
水口さん :はい。最初は2019年に東京駅の「トラベラーズファクトリー ステーション」で働き始めました。実は、それ以前はまったく別の仕事をしていて、新卒で入った職場の契約期間が終了した後、「次はどんな仕事をしようかな」と考えていたタイミングでした。そんな時にたまたま見つけたのが、トラベラーズファクトリーの求人でした。
ノートを持ち歩いたり、手書きで記録を残したりすることは昔から好きでした。でも、いわゆる「文房具マニア」みたいな感じではなく、どちらかというと自分の生活にフィットする道具としてのノートに興味があったんです。トラベラーズファクトリーの求人の中に「単に物を売るのではなく、ストーリーを伝えることができる人に働いてほしい」という一文があって、それがとても心に響きました。直感的にこれだ!って感じて応募しました。
最初に勤務したのが東京駅の「ステーション」だったんですが、入社してすぐに「京都店」のお話があって、もともと西日本の出身で学生時代も関西にいたので、京都店での勤務を決心しました。当初は2020年4月のオープン予定だったんですが、コロナ禍の影響で延期になり結果的に6月のオープンとなりました。オープン当初は観光のお客様も少なく、比較的落ち着いたスタートだったんですが、お客様お一人お一人と挨拶ができ、ゆっくりとお話もできたので、それはそれで良かったのかなと、今では思っています。
− 旅をテーマにしたブランドで、当時それが全て止まる状況は大変だったんじゃないですか?
水口さん: トラベラーズのコンセプトとして「旅をするように毎日を過ごして欲しい」というのがあるんです。一見、旅専用のノートとして思われがちですが、旅をする時のワクワクする気持ちを、普段の暮らしの中でも持って欲しいと願っています。コロナ禍でどこにも行けないからこそ、トラベラーズノートと向き合って楽しく過ごして欲しいと、お客様ともそうお話ししていました。

ゆったりとした店内には旅にまつわる小物が豊富に並ぶ。
− 京都店はどんなお店でしょうか?
水口さん: 地元の方もいらっしゃいますが、遠方からお越しになる常連様もいらっしゃいます。例えばあるお客様は毎月大阪に出張される際に、そのお帰りにわざわざ京都店にお立ち寄りいただいてます。お店なんですけど、そういう行きたくなる空間としてご来店いただけるのは、本当にありがたいことです。
それから店内も広いので、みなさんゆっくりと時間を過ごしていただけるのもポイントですね。ライブラリースペースも併設し、ソファに座り自由に本を読んでいただくこともでき、開放的な空間を味わっていただけます。
− 京都店限定の商品が特に人気だと伺いました。
水口さん: 京都店では「KYOTO EDITION」として当店限定のトラベラーズノートや、リフィル、ブラスタグなどをご用意しています。京都ならではのモチーフを使用した箔押しや、和紙を使用したリフィルノートなど、どれも特別なアイテムとなっています。また新風館内の「エースホテル」とコラボしたノートやステッカーなども販売しています。エースホテルとは、これまでにもN.Y.やL.A.、ロンドンなどの各地でイベントを度々開催しており、フレンドシップを築いています。
それからこの場所でしかできない体験として、スタンプコーナーやチケット式体重計、名入れサービスなども店内にご用意しています。特にスタンプコーナーは各店に限定スタンプがあり、これを求めて足を運んでくださるお客様がとても多いです。もちろん海外のお客様も必ず押していかれます。オンラインとはまた違う楽しみを作りながら、皆様に訪れていただける、そんな場所を目指しています。
さらに店頭ではリペアサービスも承っていて、ゴムバンドもカスタムできます。通常は1本のこのゴムを2本でねじるという裏技もスタッフが編み出して、今では認知が上がってきています。もし気になるお客様は、ぜひスタッフまでお尋ねください。

店頭には京都店限定の「KYOTO EDITION」が並び、訪れる人を魅了している。

使い方に合わせて、思い思いの組み合わせが可能。

カスタム性と遊び心が、ファンの心をくすぐる。

店頭には京都店限定の「KYOTO EDITION」が並び、訪れる人を魅了している。
(*1) 新風館:京都中央電話局として1926年に竣工したレンガ作りのビル。2001年から商業施設として利用され、2020年には大幅な改築の後リニューアルオープン。京都市内のシンボル的な商業施設の一つ。
(*2) エースホテル :アメリカ・シアトルに1999年に開業したのを皮切りに、その後ポートランド、ニューヨークやロサンゼルスなどにも拠点を拡大したデザインホテル。
MY LOCAL POP UP
P.F.Candle Co. 期間限定イベント
TRAVELER'S FACTORY KYOTO (京都・烏丸 御池)
2025年3月5日(水)〜4月21日(月)
トラベラーズファクトリー京都店にて、P.F.Candle Co.のフルラインを取り揃えたPOP-UPイベントを開催いたします。定番のクラシックライン、ウェルネス環境にインスパイアされたアルケミーライン、そして2025年新作のHi-Fiコレクションと、香りもアイテムも豊富に取り揃えての開催となります。ぜひこの機会に皆様のご来店をお待ちしております。
住所:京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館1F
最寄駅:
京都市営地下鉄「烏丸御池駅」直通
営業時間:11:00〜20:00
*営業日、営業時間に関しては公式サイトをご確認ください。
